空間手技療法とは

 

 

 ツボは、体調に応じて移動します。浮き沈みし、左右上下前後します。その移動を空間的に的確に捉え、内臓・精神を含めた全体調整を行います。空間的に最も効果的なツボを選択し、調整することで例えば解毒の効果や陳旧化した症状を活性化させて治癒力を高めることが可能です。

 

治療方法の説明です。
  1. 情報収集(問診)⇒東洋医学で言う病気の種類と体質を判断するものに、表裏寒熱虚実という概念がありそれを判断するために問診して行きます。
  2. 体表観察(検査)⇒問診で得た情報を確かめるために、12ある経絡と内臓のうちどれに反応が出ているかを検査していきます。
  3. 施術(手技による指圧や軽擦法)⇒主に脈診により大まかに施術ポイントを選定し、その後ツボを探していき治療ポイントを絞って行きます。脈診により再度確認し確定します。
  4. 養生指導(ストレッチ指導)⇒脈診のできない素人の方の安易なツボ押しは症状の悪化を招くので、危険性のないストレッチを症状に最も関連のある経絡にするよう養生指導します。
セミナーでは、2と3の体表観察と施術に関して講義と実技指導を行いたいと思います。
特に体表観察では、経絡と臓腑と脈診に絞っていきます。治療では、受講者同士で実践方式でやっていきます。

何を学ぶのか

東洋医学の原典『黄帝内経』そのエッセンスをぎっしりと、それでいて臨床に側して使いやすくしました。臨床で診ることの多い疾患は、整形外科疾患はだと思いますが、それを完璧に満足させただけでは患者さんの信頼は低いという現実があります。先生の今の技術を変えることなく、学ぶことが出来ます。具体的には、脈を診ること、舌を診ること、ツボの状態を極く浅いところで診ることによって、人間の体を前後左右上下の空間と捉えていきます。
治療方法は、経絡といえば、鍼や灸を用いることが一般的ですが、ツボを正確に捉えることが出来るようになると、指の圧力を軽くかけるだけで治療することが出来るようになります。
その結果、通常なら届かない深い臓腑経絡の滞りを除いていきます。
また、人間の体を前後左右上下の空間と捉えていく考えで、極少数の施術ポイントだけで、空間の歪みを解消することで人間の抵抗力を回復させます。
こういった技術を学ぶのに座学と実技を両方学んでいきます。